第1章 里山に入ってみよう | |
1 里山林
(1)畑の跡が雑木林になっている/(2)竹林が増える |
|
2 今の里山の景観
(1)40〜50年生の古い雑木林/(2)林床はササがいっぱい/(3)常緑樹の侵入が見られる/(4)特定の木が立ち枯れてきている |
3 (332KB) |
3 本来の雑木林とはこのような林です
(1)落ち葉を掻くため見通しが良い/(2)比較的細い木が多い/(3)株立ちの木が多い/(4)木が並んで植えられている場合もある/(5)コナラ、クヌギが多い/(6)林床植生が豊か |
5 (313KB) |
4 雑木林植物にはどんなものがあるか
(1)いろいろな管理段階で違う樹木/(2)伐採跡地に生える植物/(3)若い雑木林に生える植物/(4)雑木林に生える植物 |
7 (286KB) |
第2章 里山林の価値 | |
1 景観としての価値
(1)林内の大きな空間/(2)林内の多様な空間 |
|
2 生物の生息空間としての価値
(1)生物群集によって好みの空間が違う/(2)連続性 |
|
3 気持ちを和らげたりリフレッシュさせる価値
(1)大きな空間の安心さ/(2)森林浴 |
|
4 森林バイオマスの生産
(1)安心できるエネルギー源/(2)木材 |
第3章 市民による里山管理手法 | |
1 考え方の基本
(1)光条件の改善/(2)林床植物に注目する/(3)生物の移動を考えた配置/(4)効果のある管理面積 |
13 (332KB) |
2 作業の量
(1)1日の作業量をその日に処理する |
|
3 道具と機械
(1)手鋸と鉈/(2)アマチュアに便利な道具/(3)枝条処理するチッパー |
|
4 落葉掻き
(1)菌層をはぎ取る/(2)落ち葉はどの植物にとって有効か/(3)掻き方は上から下に |
|
5 伐採の考え方
(1)間伐/(2)皆伐 |
|
6 伐採の適期と再生
(1)初冬が一番/(2)古い木は再生力がない/(3)春夏に伐るとどうなるか |
|
7 伐採の方法
(1)安全な方法/(2)かかり木の処理/(3)枝の処理/(4)再生を考えた適切な伐り位置/(5)作業の手順/(6)ツルの除去 |
20 (426KB) |
8 運搬
(1)森林の現存量/(2)木のもちかた/(3)まとめる/(4)人力による方法/(5)機械を使う |
22 (333KB) |
9 貯蔵と保管
(1)貯蔵のための加工/(2)乾燥させる |
|
10 萌芽した若い林の管理 折れやすい萌芽枝/3年間は放置しよう | |
11 林床植物の管理 | |
12 もやかきの方法 | |
13 踏みつけによる植生の後退 | |
14 後生枝の考え方 |
第4章 森の恵み 産業とホビー | |
1 製紙用チップ | |
2 木炭 | |
3 きのこのほだ木と培地 | |
4 薪 | |
5 堆肥 | |
6 垣根 | |
7 クラフトとエクステリア
(1)丸太を板にする/(2)組みたてる/(3)できたテーブルとベンチ |
第5章 目標別里山林の整備方法 | |
1 雑木林を萌芽林に戻す
(1)切り株からの萌芽/(2)もやかき/(3)早成樹の整理 |
|
2 雑木林を高林にする
(1)間伐/(2)落葉掻き |
|
3 天然林に移行させる
(1)天然林への方向性/(2)枯れ木の整理/(3)下草の整理/(4)整理伐をおこなう/(5)環境改善の証拠 |
|
4 再生二次林を雑木林に誘導する
(1)伐採する/(2)コナラ、クヌギの植栽/(3)林床植生の再生 |
|
5 土手の再生
(1)常時草を刈る/(2)土手に生える植物/(3)放置した土手 |
|
6 雑木林のビオトープ
(1)古い雑木林と新しい雑木林を組み合わせる/(2)古い雑木林の縁を少し切る/(3)林の中に「緑の目」をつくる/(4)整理した枝でビオトープを作る |
|
7 竹林
(1)森林と違った性質/(2)竹林を管理する |
第6章 里山林の新しい利用と知見 | |
1 ソダの利用 | |
2 樹皮のエネルギー利用 | |
3 創造やいやしの場としての里山林利用 | |
4 樹木の傾斜特性 |
第7章 海外の事例 | |
1 中部ヨーロッパの地域暖房システム
(1)ペレット―家の暖房/(2)チップ―学校の暖房/(3)チップと古家具―地域の暖房 |
|
2 地域に生かす事例
(1)児童公園の敷料/(2)バーベキュー広場/(3)薪の小屋/(4)ランニングコースにチップを敷く |